南アルプス市で塗膜が剥がれ、苔の生えてしまっているモニエル瓦の塗装を行いました! 2023/01/23 南アルプス 屋根塗装 こんにちは!最近事務所に缶詰状態で現場に入りたくてうずうずしている保要です!! 今回は、南アルプス市で施工させて頂いた、モニエル瓦の屋根塗装のご紹介をさせて頂きます。 モニエル瓦とはオーストラリアの会社が作っていた乾式の洋瓦です。一昔前はとても人気の屋根だったのですが、会社が解散してしまい今は廃番となっている瓦です。 そのため、モニエルの新規葺き替えは難しく、防水性を持たない瓦なので定期の塗装が必要になります。 今回はこの瓦を専用の塗料を使い塗装しました! 南アルプス市 屋根塗装 屋根の状態が気になるとご連絡をいただき、最初にお見積りの為の調査を行いました。 屋根はところどころ塗膜が剥がれ、苔が生えてしまっていました。 割れやズレはありませんでしたが、防水性はかなり悪くなってしまっている状態です。 南アルプス市 屋根塗装 ご用命をいただき塗装を行いました。 今回は棟の積み直し作業も行いました。先週のブログでご紹介していますので、ぜひご覧ください! 屋根の塗装はどの素材にかかわらず高圧洗浄やケレン作業が必要となり、苔や汚れ、サビなどを落とす必要がありますが、モニエル瓦はスラリー層と呼ばれる、脆くなってしまった塗装の層を徹底的に除去する必要があります。 業務用の高圧洗浄機を使い丁寧に取り除きます。 高圧が使いえない箇所は手ケレン道具を使い、ひたすら削り落とします。 南アルプス市 屋根塗装 高圧洗浄後、時間を置き瓦を良く乾かします。 下塗りには水谷ペイントのスラリー強化プライマーⅡを使用しました。 こちらの下塗り材は惰弱したスラリー層を強化し、上塗り材との密着性を向上させてくれます。 こちらを屋根全体にあふれるくらい大量に塗っていきます。 南アルプス市 屋根塗装 下塗り後1日時間を置き、下塗り材のパッチテストを行います。 屋根の数か所にガムテープを貼ります。剥がしたときに下のスラリー層を持ってきてしまうと失敗です。洗浄不足や塗布量が足りないと失敗します。 結果は大成功でした! やり直しになってしまうのでこれを剥がす時が一番緊張します('Д') 南アルプス市 屋根塗装 次に、中塗り、上塗りと塗装していきます。 モニエル瓦は凹凸が多いためローラーよりも刷毛の方が綺麗に仕上がります。吹付もできるのですが、隣接したお宅が多いためすべて刷毛で仕上げました。 南アルプス市は風も強いため吹付は難しいです。 2度塗りした後に屋根を細かく回り塗り残しやムラのチェックを行います。 丁寧に塗ったつもりでも結構残っていることがあるので慎重に行います。 南アルプス市 屋根塗装 なんということでしょう!モニエルが蘇りました!! 光沢もあってとても綺麗ですね!! 足跡が付かないようにドローンでパシャっと撮影しました。お施主様にも喜んでいただき、私たちもとてもやりがいがある工事でした! 以上が今回の塗装のご紹介になります。 屋根の状態の確認はなかなか見ることがなく、とても危険な作業です。株式会社クリーンでは屋根の調査、御見積りは完全無料で行っております。ぜひご相談お待ちしています!!! 屋根塗装