市川三郷町で漆喰が崩れてしまっている棟瓦の積み直し作業を行いました。

こんにちは！クリーンの保要です！

市川三郷町で行った瓦屋根の棟の積み直し作業のご紹介をさせて頂きます。

 

今回施工した屋根は洋風の日本瓦屋根で6寸丸瓦を使用していました。

一度すべて取り取外し、積み直しを行います。

こちらは施工前の瓦の下地です。

 

木が腐っており、打ち込んでいる釘が浮いてしまったり中には抜けてしまっているものもありました。

この丸瓦は木材に釘と瓦の重なりで止めてあるので、釘が飛んでしまうと強風などで瓦が崩れてしまう可能性があります。

落ちてきて車にガッシャーンしたら、、、怖いですね。

丸瓦を取り外し、拭き土と漆喰と木材を撤去します。

撤去した既存の漆喰はガラ袋23枚分ありました。

撤去の際に出てしまうクズも綺麗に掃除しておかないと屋根上で滑ってしまったり、新規の漆喰を付けた際に汚れをもってきてしまいます。

 

棟の先っぽは丸止めになっておりけっこうな高確率で鳥の巣が入っています。鳥さんの自宅も一緒に撤去します。

漆喰、木材を撤去したら次は新規の木材を設置します。

今回使用した木材は赤松の垂木です。最近は木材が高騰していますが、杉ではなく赤松を使用します。

赤松は杉に比べ加工性が良く、耐水性に優れています！

設置した木に屋根専用の漆喰を付けていきます。

シルガードという材料です。耐水性や耐久性にとても優れております。

 

この材料は1袋25キロもあり今回の屋根ではこちらを40袋以上使用しました。材料を屋根に運ぶ作業が一番大変です(笑)

表面を整えて棟の下地は完成です！

瓦に屋根材がたくさんついてしまいますが後で大掃除します！

丸瓦を戻していきます。

取り外しの際は釘が1本でしたが、新規でもう一つ穴をあけ2本ビスを付けました。

さらにビスの上にコーキング材を付け雨の侵入や釘抜けを防ぎました。

足跡や、飛んでしまった屋根材を丁寧に掃除して完成になります！

今回の屋根は大きくて棟が長くとてもやりがいがありました！

 

屋根上は普段見ることがなかなか出来ず、放置していると思わぬ破損や被害があります。

株式会社クリーンでは屋根の無料点検を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください！！